みのり

庭の片隅に立つ 一本の木。
枝に残る実と 静かに落ちた実。

誰に見せるでもなく
ただ季節を受け入れてきたその姿に
ふと、思いを巡らせる。

たねを植えた日
水をやった朝
光を浴びた昼
風にゆれた夕方
そして、実りの季節。

実が落ちていくのは
終わりではなく
また何かのはじまりなのだろう。

そう思ったとき
私の中にも、何かが実っているだろうかと
自分に問いかけた。

いつか 私の実りが
誰かに喜ばれる人でありたい。

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