初冬の太陽

澄み渡る空。

吐く息はまだそんなに白くない。
それでも、風に触れると
頬には冬の気配を確かに感じる。

砂の国の、容赦ない灼熱の光。
太陽は一つだけのはずなのに、
こんなにも違う表情を見せる。

角度が変われば、色が変わる。
感じ方が変われば、記憶も変わる。

同じ太陽を見上げても、
受け取る光の強さはそれぞれ。

それでも私たちは、
ずっと太陽に照らされて生きてきた。
これからもきっと変わらない。

今日も何も言わずに昇る太陽。

ありがとう。
そして、これからもよろしく。

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