2025年– date –
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コトバ
電車の音
遠くに汽笛の響く 港のそば。ジャンボジェットのエンジン音が届く 海岸沿い。路線の違う電車の音が交差する 街の建物。 カタン、コトン。生活と共にある、乗り物の音... -
コトバ
季節を外れて
秋に咲いた紫陽花。季節を外れて、静かに花を開いていた。 それは偶然だったのか。それとも、はじめから決まっていたことなのか。 ただひとつ言えるのは咲ける条件が揃... -
コトバ
ペースメーカー
人生には決まったペースメーカーなんていない。 でもふいに誰かが目の前に現れて少し背中を押してくれることがある。 その人の話を聞いて心が動いたことを、ひとつだけ... -
コトバ
手放す
ずっと手放せなかったもの。 大切だったからじゃない。 「手放してはいけない」そう勝手に思い込んでいただけ。 時が巡り自分を赦せるようになったとき ひとつずつ、ひ... -
コトバ
鏡〜祈りの日に
水面に映る自分夜の車窓に映る自分美容室の鏡に映る自分 どれも同じ姿だけれど鏡はその時の心も映す。 鏡の前では少しでも良く見せようとするけれど鏡のないところでは... -
コトバ
遠い昔からの約束
巡りあいとは数え切れないほどの偶然や必然が重なった結果。 途中のプロセスが一つでも変わっていたら巡りあえないこともある。 もしかしたら全てのプロセスが違ってい... -
コトバ
変化
積み上げてきたもの。積み重なっていったもの。 ある日突然視界が変わる。 自分の中ではいつもと同じ動き。 けれど外からの視点は変わっていた。 それは自分が大切にし... -
コトバ
ぽん の意味
軽いものが好き。 どんなに素敵なモノでも重いと持つのが辛くなる。 キレイな色が好き。くすんだ色は、気分が上がらない。 やわらかい、が好き。 やわらかいモノ。やわ... -
コトバ
踊る雨粒
今年の傘は4本目。半分は娘の分。 お気に入りをひとつなくしてしまったけれど新しい傘を手にすると雨の日がまた楽しくなる。 軽やかなデザイン。 晴れの日も使える。 傘... -
詩
魂のパス
ひとつのメッセージ。けれど、答えは見つからない。 しばらくして届いた別の誰かからの映像。ただ、ぼんやりと眺めていた。 古い映像を観ているとふと記憶が蘇る。 ずっ...
