ことば– category –
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鏡〜祈りの日に
水面に映る自分夜の車窓に映る自分美容室の鏡に映る自分 どれも同じ姿だけれど鏡はその時の心も映す。 鏡の前では少しでも良く見せようとするけれど鏡のないところでは... -
遠い昔からの約束
巡りあいとは数え切れないほどの偶然や必然が重なった結果。 途中のプロセスが一つでも変わっていたら巡りあえないこともある。 もしかしたら全てのプロセスが違ってい... -
変化
積み上げてきたもの。積み重なっていったもの。 ある日突然視界が変わる。 自分の中ではいつもと同じ動き。 けれど外からの視点は変わっていた。 それは自分が大切にし... -
ぽん の意味
軽いものが好き。 どんなに素敵なモノでも重いと持つのが辛くなる。 キレイな色が好き。くすんだ色は、気分が上がらない。 やわらかい、が好き。 やわらかいモノ。やわ... -
踊る雨粒
今年の傘は4本目。半分は娘の分。 お気に入りをひとつなくしてしまったけれど新しい傘を手にすると雨の日がまた楽しくなる。 軽やかなデザイン。 晴れの日も使える。 傘... -
魂のパス
ひとつのメッセージ。けれど、答えは見つからない。 しばらくして届いた別の誰かからの映像。ただ、ぼんやりと眺めていた。 古い映像を観ているとふと記憶が蘇る。 ずっ... -
言葉の定食
天ぷら定食ランチ 都会の地下でひらかれるひとときの贅沢。 社員食堂手作り弁当。コスパよりも今日は、言葉を選ぶ。 何を食べるかより誰と時間を重ねるか。 楽しさより... -
出会いに宿る疑問符
なぜ出会ったのだろう。 なぜこの時だったのだろう。 コップの水が溢れてしまったから? やっと順番が回ってきたから? それとも…神様の小さなイタズラ? 人やモノに出... -
空のレシピ
とろりとした 半熟卵のような夕焼け空。 火加減で決まる卵の色。 雲の重なりで変わる空の色。 数分で色味が違う 半熟卵と夕焼け空。 移ろいやすい季節の味わい。 -
光の果実
夜の訪れとともに 静かに実を結ぶ 一等星のような輝き。 朝が近づけば 星は少しずつ遠ざかる。 夜にだけ実る果実。